選考の結果、愛称はMIO(みお)に決定しました。たくさんのご応募をありがとうございました。
MMO、ベピコロンボ水星
探査計画とは
「BepiColombo(ベピコロンボ)」とは、日本(JAXA)とヨーロッパ(ESA)が共同で進める大規模な水星探査ミッションの名前です。JAXA担当の水星磁気圏探査機(MMO: Mercury Magnetospheric Orbiter)とESA担当の水星表面探査機(MPO: Mercury Planetary Orbiter)の2機を一緒に打ち上げ、水星周回へ送りこむ計画です。
開発期間は、JAXA史上最長となる15年。2018年10月の打ち上げを予定しています。
惑星探査機として史上最多となる9回の惑星スイングバイを経て、2025年12月に水星へ到着予定です。
フランス領ギアナの射場からアリアン5型ロケットで打ち上げ予定
©ESA
水星表面探査機
(MPO)
水星磁気圏探査機
(MMO)
©ESA/ATG medialab
2大キャンペーン
1水星磁気圏探査機MMOの「愛称」を募集
2018年10月の打ち上げが迫る水星磁気圏探査機MMOに対して皆さまにより親しみをもって応援していただくため、探査機の愛称を募集します。選定愛称をご提案頂いた方には認定証および記念品をお送り致します。
募集詳細2水星磁気圏探査機MMOの本体に載せる「メッセージ」を募集
JAXAでは、世界中のみなさまよりメッセージや寄せ書き、イラスト、動画や音声などベピコロンボ水星探査ミッションへの熱い想いを募り、水星磁気圏探査機MMOの一部に記録、搭載します。灼熱の惑星・水星に負けないくらい熱いメッセージを募集します。
募集詳細キャンペーンへの応募は、「愛称」「メッセージ」「ファイル」のいずれか1つ、もしくは複数からお選びいただけます。応募者のお名前は、すべて探査機に搭載します。©ESA/ATG medialab
1愛称募集キャンペーン
募集期間 | 2月20日(火)14:00JST〜4月9日(月)10:00JST※郵送の場合は4月8日消印有効 |
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愛称の条件 |
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これまでの探査機・衛星の愛称例
*は一般公募によるもの。赤字は現在運用中(2号機以降のものを含む)。
技術開発・試験衛星 | おおすみたんせいきくさきがけじんだいおりづるみょうじょうりゅうせい おりひめ・ひこぼし*つばされいめいつばめ* |
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通信測位放送衛星 | さくらゆりあやめかけはし*こだまきらりふじきずな* みちびき*きらめき |
地球観測衛星 | うめひまわりあじさいももふようみどり*だいち* いぶき*しずく*しきさい* |
地球周辺観測衛星 | しんせいでんぱきょっこうじきけんおおぞらあけぼのあらせ |
月・惑星探査機 | すいせいひてんはごろものぞみはやぶさかぐや*あかつきひさき |
天文観測衛星 | たいようはくちょうひのとりてんまぎんがようこう*あすかはるかすざく あかりひのでひとみ |
国際宇宙ステーション関係 | きぼう*こうのとり* |
応募資格 | どなたでもご応募いただけます。 |
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発表時期・方法 | 2018年4月〜5月頃にJAXAのプレスリリースおよびホームページ等で皆様にお知らせいたします。 |
選定愛称ご提案者への特典 | 認定証および記念品を選定愛称ご提案者全員に、後日送付いたします。 |
選考方法 | 応募愛称の中から選考委員会で選考のうえ、探査機の愛称を決定いたします。 |
応募愛称の取り扱い |
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2メッセージ
募集キャンペーン
募集期間 | 2月20日(火)14:00JST〜4月9日(月)10:00JST※郵送の場合は4月8日消印有効 |
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募集項目 |
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搭載方法 | 電子データをメモリカードに記録し、探査機に搭載します。メモリカードは写真の赤丸の位置(銀色の多層膜断熱材の内側)に設置されます。 ※搭載位置は予定であり、変更になる可能性があります。 |
応募方法
募集は終了しました。
多数のご応募ありがとうございました。
水星磁気圏探査機
MMOの特徴
- 水星を周回し、周辺のプラズマや磁場、希薄な大気、ダストなどを観測
- 昼は表面温度+430℃にも達する灼熱の水星での観測にも耐えられる熱設計
- 8角柱の形状で、強烈な太陽光にも耐えられるように工夫された鏡張りの外観
- 約4秒に1回転のスピードでスピンしながら観測を行う
- ミッションの検討開始から21年、プロジェクト開始から15年とJAXA史上最長の開発期間